茶っぴーのテケトーな日記

革靴にクリームを塗り終わってから、報道ステーションを見ていたら、冒頭のニュースが本田のF1撤退とアメリカのビッグスリーを扱っていた。
はっきしいって表面的なことしか見ていない、くそ報道だった。

まず本田のF1撤退。
確かに金融危機が撤退を決定的にしたのは事実。
だけどモータースポーツのサイトを見てもらえれば分かるけど、社長は以前から撤退を考えていたみたい。
というのも最近のF1の動向が撤退の根本的な問題だ。
来年からエコという名の下に導入されるエネルギー回生装置、さらにコスト削減のためのエンジン統一、挙げ句の果てにはメダル制。
こういったF1界の迷走が、撤退させた大きな原因だろう。


次にビッグスリー問題。
GMの過去の失敗としてEVの開発の撤退とSUVへの集中を挙げていたが、これは違う。
違うというか、SUVの販売で利益を大きく伸ばしていたのはむしろ日本車メーカーだ。
特に盗用多や日産、本田はここ数年で大きなSUVを次々に開発して、利益を上げてきた。
このおかげで日本車はアメリカでのシェアを奪ってきたはず。
だって2,3年前まで誰もSUV開発は失敗だなんて言ってなかったでしょ。
むしろ失敗だったのは原油高が問題になった頃からエコカーと小型車の開発が遅れたことだろう。
日本車メーカーはフィットとかティーダを投入することで原油高に対応したが、ビッグスリーは元々小型車が無かったから対応できなかった。
クライスラーなんてティーダのOEM供給でやっと小型車を準備できたぐらいだし。

素人でもここまで分かるのに。
やっぱりマスゴミはゴミだ。